不具合の部位 電気装置(昇降圧充放電コンバーター)
基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状態及びその原因 キャパシター電源を使用しているアイドリングストップシステムにおいて、キャパシターの充放電電圧を制御する昇降圧充放電コンバーター内部素子の過電流保護が不十分なため、アイドリングストップからの再始動時等に生じた過電流が当該コンバーターへ流れ、内部素子が損傷することがあります。そのため、そのままの状態で使用を続けると素子が発熱し、素子周辺の樹脂材が炭化し電流が流れ続け、発煙・発熱し、最悪の場合、火災に至るおそれがあります。
改善措置の内容 昇降圧充放電コンバーターを対策品と交換します。